【超初心者向け】DJ機材を買ってまず実践すべき練習方法とは?

DJ
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DJ機材を買ってみたけど、まずどうやって練習すればいいの…?

と、思う方は沢山いると思います。

そんな方は、まず実践するといい練習方法があります。

プロの現役DJの立場から、今回は細かく解説したいと思います。

この記事を読めば、きっとあっという間にDJデビューできるようになるでしょう。

また、まだ機材を買っていない人にも興味を持ってもらえるように今回は無料アプリを使って解説していきます。

スクラッチDJもアニソンDJもまずは「ハウス」をやるべき

クラブ

まず早速ですが、効果的な練習方法の結論から紹介します。

どんなスタイルを目指すとしても、まず「ハウス」からミックスできるようになりましょう。

えー?ハウス?アニソンDJになりたいんだけど…

いや、ミックス興味ないよ、俺はスクラッチDJを目指すんだ

という方も、まずは脱初心者の第一歩としてハウスをミックスできるようにしたほうが絶対にいいです。

それはなぜか。

それは、DJの基礎中の基礎が学べるから。

これに尽きます。

最終的にあなたが目指すスタイルがどんなスタイルであれ、ハウスをミックスできるようになることを第一歩として強く推奨します。

そもそも「ハウス(HOUSE)」って何?

ハウス

まずはWikipediaで確認しましょう。

「ハウスミュージック」は、ディスコや、フィラデルフィア・インターナショナル・レーベルやサルソウル・レコードなどの、いわゆるフィラデルフィア・ソウル(フィリーソウル)などの楽曲を音源とするものも多かった。また、先駆者であるラリー・レヴァンや彼の「パラダイス・ガレージ」の客層と同様に、初期のハウスシーンは、ディスコと同様、DJ、客層ともに黒人やゲイが多かった。ディスコは音楽的な評価は低かったが、社会的にはゲイ、もしくはLGBTに対する性差別解消をテーマにする音楽であるとして、ある程度評価された。

ハウスの語源は、シカゴのゲイ・ディスコ「ウェアハウス」が名称由来とされている。その後、80年代末~90年代以降、ハウスの中心地はアメリカからイギリスを中心とするヨーロッパに移ったが、イギリスでは同性愛者のムーブメント色は薄れ、ミックス技術を追究することが試みられた。21世紀には音楽のアレンジ(編曲)上の一手法として、世界のクラブに普及している。性差別をテーマとする一部のハウスは、1980年代後半から90年代にかけて、差別や貧困をテーマとする一部のヒップホップ (hip hop) とともに、DJ(ディスクジョッキ―)プレイで好まれる音楽ジャンルとして定着した。

出典:ウィキペディア

はい、まったく意味がわからないと思います。

なので今回はまず、超ざっくりぼくが指す「ハウス」を以下のように定義したいと思います。

BPM120~130くらいの打ち込みを主体として作られた4つ打ちループ音楽のジャンル

ジャンル警察の方に怒られそうな超乱暴な定義ですが、一旦こんなところで許してください。

初心者の方は何を言っているのかわからないと思いますので、以下に少し(超雑に)解説します。

BPM120~130…一分間に120~130回カウントする速さ
打ち込み…生楽器ではなくパソコンで作られた音色
4つ打ち…拍の頭にキックが鳴る音楽(一小節に4回キックが鳴る)
ループ音楽…同じようなフレーズが定期的に繰り返される音楽

この程度の認識でとりあえず大丈夫です。

つまり、「ドン、ドン、ドン、ドン」って心地良いテンポで流れている曲です。

ただ、この定義を外れたらハウスじゃない、ということではありませんので誤解のないように。

なぜハウスから始めるべきなのか

?

とりあえずハウスをミックスする、ということはおわかりいただけたでしょうか。

それでは、なぜハウスなのかということを3点から解説していきたいと思います。

初心者にちょうどいいテンポ

先程定義した通り、BPM120~130くらいのテンポで構成されているハウスは、初心者がまず始めるにあたって『早すぎず遅すぎず』というちょうどいいテンポになっています。

音ゲーで人気なUK HARDCOREなんかはBPM170~180ですが、これは初心者には早すぎ。

テンポが早すぎるとミックスの難易度があがります。

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逆に、レゲエなんかはBPM100くらいのものが多いですが、今度はちょっと遅いです。

遅いと遅いで、初心者にはリズムが取りづらい傾向にあります。

4つ打ちで構成されている

先程解説した通り、ハウスは4つ打ちの音楽です。

4つ打ちで構成されている音楽の最大のメリットは

リズムを把握しやすい

ということに尽きます。

特に初心者の場合は、まずテンポをちゃんと把握することが難しいので4つ打ちから始めるのがベターです。

最近人気のFuture Bassや、Drum’n’BassなどのBass系音楽だったり、Hip HopやTrapなどのジャンルは4つ打ちではありません。

展開がわかりやすい

多くのハウスの楽曲は、構成が似通ったものが多いです。

具体的には、

イントロ
ブレイク
ドロップ(サビ)
ブレイク
ドロップ(サビ)
アウトロ

という構成になっている楽曲が多いです。

先にミックスの内容を説明すると、「AのアウトロとBのイントロを繋いでいく」というのがまずスタートすべき最初のミックスです。

ハウスの場合は、そのイントロとアウトロがはっきりとわかりやすいものが多いので、ミックスするポイントがわかりやすいという特徴があります。

具体的なハウスのミックス練習方法

勉強

それでは、実際にハウスのミックスの練習方法を具体的に説明します。

まずはBeatportで2曲好きな曲を選ぶ

ダンスミュージック界のiTunes的存在、Beatportを元に説明します。

まずはトップページの右上にあるGENRESにマウスを合わせます。

そうすると、ずらっとジャンル名が並ぶと思います。

「○○HOUSE」という名前のものがいくつかあると思いますが、今回の初心者向けに解説するおすすめするジャンルは以下になります。

BIGROOM
DEEP HOUSE
ELECTRO HOUSE
FUTURE HOUSE
PROGRESSIVE HOUSE

この中でも初心者におすすめは「BIGROOM」です。

要はよく聴くパリピ系のEDMだと思ってもらって大丈夫です。

BIGROOMは特に展開がわかりやすく、更にベースのパターンがリズムが取りやすくなっているものが多いです。

Extended Mixを探そう

楽曲を購入する際に気をつけておきたいのが、Extended MixExtended VersionOriginal VersionClub Mixなどと書かれたものを購入しましょう。

これは、DJ向けに作られたバージョンのことで、イントロ・アウトロがついているものになります。

Radio EditShort Versionなどと書かれたものはリスニング用に作られたエディット音源です。

そういったものは避けるようにしておけば大丈夫です。

BPM128付近の曲がおすすめ

BIGROOMは、BPM128で作るのが様式美みたいになっています。

ですが、たまにBPM140くらいの楽曲もBIGROOMカテゴリに入っていることがあります。

今回は、BPM128の楽曲から2曲チョイスすると間違いないと思います。

ひたすらその2曲を聴いて展開を覚える

無事に楽曲の購入ができたら、その2曲をひたすらに聴き込みましょう。

聴き込む際に注意する点は以下の通りです。

まずは拍と小節の概念を理解する

ハウスはほぼすべての楽曲で、4/4拍子となっています。

4/4拍子とは、1小節の中に4拍あるということ。

よくわからない人は、キックが4回鳴ったら1小節、というようなざっくりした感覚を持っておけば大丈夫。

そして、その小節数は大体8小節か16小節で1ブロックになっていることが多いです。

曲を聴きながら、「1,2,3,4|2,2,3,4|3,2,3,4|4,2,3,4|…」とカウントしていくとわかりやすいので、聴き込みながら一度カウントしてみてください。

イントロ、ブレイク、ドロップ、アウトロの展開とは

EDMの超ヒットソング、Martin Garrixの「Animals(Original Mix)」という曲を元に解説します。

Animals – Martin Garrix(iTunes)

まずはこちらの動画を御覧ください。

この曲の展開を解剖すると、以下のようになります。

0:00~1:00 イントロ
1:00~1:52 ブレイク
1:52~2:22 ドロップ
2:22~3:15 ブレイク
3:15~4:00 ドロップ
4:00~5:04 アウトロ

スライダーを対象の時間まで動かして聴いてみてください。

曲の雰囲気がガラッと変わったと思います。

EDMはほぼこの様式で楽曲が作られていますので、買った2曲を当てはめて聴いてみましょう。

実際に2曲を繋いでみよう

では実際に2曲をつなぐにあたり、今回は先程の「Animals(Original Mix)」から、同じくMartin Garrixの「Proxy (Original Mix)」へ繋ぐとします。

Proxy – Martin Garrix(iTunes)

また、今回のこの2曲はどちらもBPM128ですので、余計なことは考えなくてもいいです。

ちなみにこちらの楽曲の展開は以下の通り。

0:00~0:30 イントロ
1:00~1:30 ブレイク
1:30~2:00 ドロップ
2:00~3:19 ブレイク
3:19~3:49 ドロップ
3:49~4:37 アウトロ

これを踏まえて3ステップでミックスの基礎を説明します。

ここから先は機材をまだ買っていない人のためにもDJアプリ、djayを使って説明します。

djay - DJ アプリ& ミキサー

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もし機材の購入を検討している人がいたら、とりあえずDDJ-200がおすすめです。

まずはAnimalsを普通に再生する

 

まずは楽曲を読み込ませたら、右デッキに「Animals」左デッキに「Proxy」を読み込ませます。

読み込ませたら、中央下部のフェーダーを右に動かしておきます。

そうしたら「Animals」の再生を開始しましょう。

また再生中に以下の2ポイントをやっておきましょう。

Proxyの音が鳴り始める地点に「SET」ボタンを押しておく
「SYNC」ボタンを押しておく

Animalsの4:00地点(残り1:04地点)からProxyを再生する

「Animals」がアウトロに入ると同時に(残り1:04地点)「Proxy」をスタートさせます。

まだフェーダーは右に振ったままでOKです。

Proxyの0:30地点に到達するまでに入れ替える

「Proxy」のイントロは30秒ありましたので、「Proxy」が残り4:07地点に到達するまでに、下のフェーダーを徐々に右にずらしていきます。

そうすると、「Animals」のアウトロに重なって「Proxy」のイントロが聞こえてきます。

最終的に上の画像のように「Proxy」の残り4:07地点までにフェーダーが右に到達していれば成功です!

これをずっと繰り返していくのがDJの基礎中の基礎となる「ハウスのミックス」です。

Polyphonixというプロジェクトでハウスを作っています

ここは少し宣伝です。

Polyphonixというプロジェクトでぼくもハウスを作っています(ハウスだけじゃないけど)。

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基本的に現場仕様のハウスをいっぱい作ってますので、もしよかったら買って練習に使ってください。

まとめ

以上、どんなDJにも使える練習の紹介でした!

いかがでしたか?

ハウスがどうしても好きじゃない、EDMを聴くと身の毛がよだつ、的な人以外にはきっと効果的な第一歩が踏み出せる練習方法だと思います。

著作権的な観点から動画で説明ができないため、少し分かりづらいかもしれません。

今度動画でも解説できるように考えてみたいと思いますので、更新をお待ち下さい。

それでは皆さん、素敵なDJライフを!

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